ブレーキメンテパック
今回は当社で車検や点検時のブレーキメンテパック作業について書いていきます。
まずは前輪に多く使用されているディスクブレーキです。ディスクローターという円盤をブレーキパッドではさみこんで自動車を止めるしくみです。ディスクキャリパーを一部分解します。
スライドピンの動きやキャリパーピストンのブーツを点検します。
ブレーキパッドを取り外しディスクとのあたり面を研磨します。
研磨前↑ 研磨後↓
次に摺動部分にブレーキグリスを塗布します。
ディスクキャリパーとブレーキパッドのあたり面にもブレーキグリスを塗布します。
前輪ディスクブレーキの場合はもう片方、全輪ディスクブレーキの場合は4輪とも作業します。
次に後輪ブレーキによく使用されるドラムブレーキです。ブレーキシューと呼ばれる半月状の部品をブレーキドラムというカバーに押し付け摩擦によって自動車を止める仕組みです。
まずドラムを取り外します。ブレーキダストが溜まっています、そのままにしているとブレーキ時の異音や制動力不良の原因になります。
まずは洗浄液で洗浄します。
ブレーキシューの摩耗点検します。
ブレーキシューとバックプレートのあたり面にグリースを塗布します。
ホイールシリンダーの動きをチェックしブレーキフルード漏れがないか点検します。
ブレーキアジャスターの動きを点検必要に応じてグリスアップします。
ブレーキドラムに当たる部分ブレーキシューを軽く研磨します。
ブレーキ調整をして完成です。ブレーキの不調は事故につながりかねません、念入りに作業させていただきます。
それでは今日はこのへんで
ありがとうございました。